日本での正式な移行時期は未定。今からできる準備とは?
「HSK3.0になると、試験はどのように変わるの?」
そのような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
HSK3.0では、語彙量や求められる中国語力などが、現行のHSKから変わるとされています。一方、日本での正式な移行時期や実施方法は、2026年8月現在、まだ発表されていません。
日本では2026年9月20日に、HSK1~6級を対象とした第2回トライアルテストが実施されます。ただし、これは正式移行ではなく、新しい試験を検証するためのトライアルテストです。
この記事では、現在公表されている情報をもとに、HSK3.0で想定される主な変更点と、今からできる学習準備をご紹介します。
※トライアルテストの内容や現在公表されている情報が、そのまま正式な試験内容になるとは限りません。今後発表される最新情報をご確認ください。
HSKの歩み|HSK1.0からHSK3.0まで
HSK1.0
以前のHSKは、1級から11級までの11級制でした。現在のHSKと比べて級の区分が細かく、上級では非常に高い中国語力が求められていました。
BC中国語学院は2007年に北京で開校し、HSK対策の専門指導を行ってきました。
これまでの受講生は、次のような実績を残しています。
- 48.6%が高等レベルに到達
- 62.5%がHSK8級に合格
- 最高レベルのHSK11級到達者も輩出
現行HSK(HSK2.0)
現行のHSK1~6級は、リスニング・読解・作文などを通じて、中国語力を測る試験です。2022年からは、上級者向けのHSK7~9級も実施されています。
日本では、すでに開催が決定している2026年12月まで、HSK1~6級は現行形式で実施される予定です。
これから受験する方は、まずは現在の試験形式に沿って学習を進めて問題ありません。
BC中国語学院では、これまで次のような実績を積み重ねてきました。
- HSK合格率99.5%
- 初学者が最短3か月でHSK6級に合格
- HSK5級290点以上、HSK6級280点以上の高得点者を輩出
- HSK7~9級の合格者を輩出
▶ 2026年 HSK7~9級 試験スケジュールと対策レッスンのご案内
HSK3.0で何が変わる?公表情報から見る主な変更点
HSK3.0の大綱はすでに公表されていますが、日本での正式な試験形式や移行時期は、まだ決まっていません。
ここでは、現在公表されている内容から考えられる主な変更点をご紹介します。
1.求められる語彙量が増える
HSK3.0では、現行のHSKと比べて、各級で求められる語彙量が増えるとされています。
単語の意味を覚えるだけではなく、文章や会話の中で正しく使えるようにすることが、これまで以上に重要になります。
単語を覚えるときは、単語だけを繰り返し暗記するのではなく、短い例文や会話と一緒に覚えるのがおすすめです。
2.総合的な中国語力がより重視される
HSK3.0では、「聞く・読む・書く・話す」という総合的な中国語力が、これまで以上に重視されると考えられます。
問題集を解くだけでなく、次のような学習も必要になります。
- 中国語を聞いて内容をすばやく理解する
- 自分の考えを中国語で説明する
- 学んだ単語や文法を使って文章を書く
- 実際の会話の中で自然に受け答えする
ただし、各級の正式な出題形式や口語能力の評価方法については、今後の発表を確認する必要があります。
3.暗記だけではなく「使える中国語」が必要になる
これまで以上に重要になるのが、覚えた中国語を実際に使う力です。
語彙や文法を知っていても、会話の中ですぐに使えなければ、実践的な中国語力にはつながりません。
日頃から中国語を聞き、話し、短い文章を書く機会を増やすことが、将来のHSK3.0対策にもつながります。
HSK3.0に向けて今からできる5つの学習対策
1.まずは現行HSKの目標級を目指す
日本では、少なくとも2026年12月まで現行形式のHSKが実施される予定です。
すでに受験を予定している方は、HSK3.0を心配して学習方法を大きく変える必要はありません。まずは現在の目標級に向けて、現行形式の問題をしっかり練習しましょう。
2.単語を例文と一緒に覚える
単語の日本語訳だけではなく、その単語を使った短い例文も一緒に覚えましょう。
自分の生活や仕事に関係する文章を作ると、記憶に残りやすく、会話でも使いやすくなります。
3.自然な速度の中国語を聞く
教材の音声だけでなく、中国語の動画やドラマ、ニュースなどにも少しずつ触れてみましょう。
すべてを聞き取ろうとせず、最初は知っている単語や話の大まかな内容をつかむ練習から始めるのがおすすめです。
4.中国語で話す機会を増やす
覚えた単語や文法を使って、自分の経験や考えを話す練習をしましょう。
講師との会話では、発音や文法の間違いだけでなく、「中国人に自然に伝わる表現か」という点も確認できます。
5.短い文章を書く習慣をつける
日記やSNSの投稿、仕事の説明など、身近なテーマについて短い中国語を書く習慣をつけましょう。
書いた文章を講師に添削してもらうことで、自分が間違えやすい文法や、不自然になりやすい表現も分かるようになります。
現行HSK対策と実践的な中国語力を同時に伸ばす
HSK3.0の正式な移行時期が決まっていない今、まず優先したいのは、現在の目標に合わせた学習です。
現行HSKの受験を予定している方は、現在の試験形式に沿って合格や高得点を目指しましょう。そのうえで、「話す・書く・実際に使う」練習を取り入れておけば、HSK3.0への移行後にも役立ちます。
BC中国語学院では、受講生一人ひとりの現在のレベルや受験予定に合わせて、学習内容をご提案しています。
- 現行HSKの合格・高得点を目指す対策
- 語彙や文法の基礎固め
- リスニングと会話の実践練習
- 中国語作文の添削
- HSK7~9級を含む上級者向け対策
東京・新橋での対面レッスンと、北京の講師によるオンラインレッスンをご用意しています。
日本でのHSK3.0最新情報
日本では、2026年9月20日にHSK1~6級を対象とした第2回トライアルテストが実施されます。
今回のトライアルテストや、日本での正式移行に関する現在の状況については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
▶日本におけるHSK3.0の実施状況|9月20日に第2回トライアルテストを実施 – BC中国語学院|東京/オンライン
BC中国語学院では、今後も新しい情報を確認しながら、HSK受験を予定している皆さまに分かりやすくお知らせしてまいります。
※本記事は2026年8月時点で確認できる情報をもとに作成しています。試験内容や実施時期は、今後変更される可能性があります。


