海外で暮らすと、食べ物ひとつから「当たり前」が変わる。
日本では簡単に買えたのに、北京では見つからない。
そして今度は、北京の味が恋しくなる――。
そんな“食の記憶”を少しだけ。
北京で探したもの
北京には日系スーパーやイトーヨーカ堂もあり、日本の食材も多い。
でも、いざ「いつものもの」を探すと、意外と見つからないことがありました。
1つ目:お肉
特に困ったのが骨なしもも肉。
市場では鶏肉は骨付きが基本で、豚の薄切り肉も少なめ。
薄切り肉といえば、火鍋用の牛やラムの冷凍スライスばかりで、
日本のようにすぐ調理できるお肉は貴重でした。
2つ目:納豆
意外かもしれませんが、納豆って冷凍できるんですよ。
北京では、日本メーカーの納豆が冷凍で販売されていて、
それをよく買っていました。
冷蔵で売っていないぶん、なんだか“貴重品”のように感じていました。
3つ目:天かす
そして、一番驚いたのが天かすが消えたこと。
最初はイトーヨーカ堂で買えていたのに、ある時から突然棚から消えてしまって…。
聞けば、油を含むため「空輸できない=爆発物扱い」になるのだとか。
そんな理由があるなんて、当時は本当にびっくりしました。
しかもその頃は、コロナで一時帰国もできず、
日本食品の輸入制限も厳しくなっていた時期。
旅行先の台湾で、友達が天かすを買ってきてくれたときは、
思わず抱きしめたいくらい嬉しかったです。
今、恋しい中国の味
そして今度は逆に、日本で見つからないのが葱油餅(ツォンヨウビン)。
冷凍庫に常備して、朝ごはんや軽食に大活躍していました。
フライパンで焼くだけで外はサクサク、中はもちもち。
葱とごま油の香りがたまりません。
我が家流は、卵とレタスを挟んでマヨネーズ。
たぶん中国の人から見たら邪道ですが(笑)、最高の組み合わせでした。
「業務用スーパーにある」と聞くものの、近くではまだ見つけられず。
またあの香りに出会える日を、ひそかに待っています。
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