中国の大学を調べていると、「985」「211」といった数字を目にすることがあります。
これらは、中国政府が主導して進めてきた大学重点育成プロジェクトの名称であり、中国の高等教育制度を理解するうえで重要な指標のひとつです。
本記事では、「985工程」「211工程」の概要とともに、中国留学を目指す方にとって欠かせない中国語準備、そして近年注目されているCSCA試験についてご紹介します。
985工程とは
「985工程」は、1998年5月に北京大学で開催された創立100周年記念大会を契機として始まった国家プロジェクトです。
この場で中国政府は、「世界一流レベルの大学を中国に創設する」という目標を掲げ、重点的に大学を支援する方針を打ち出しました。
この計画は、開催年と月に由来して「985工程」と呼ばれています。
清華大学、北京大学をはじめとする、中国を代表する研究大学がこの枠組みに含まれています。
211工程とは
「211工程」は、1995年11月に発表された別の国家プロジェクトです。
「21世紀に向けて、約100校の重点大学を育成する」ことを目的としています。
21世紀(21)と重点大学100校(100)を組み合わせた呼称から、「211工程」と名付けられました。
985工程に比べ対象は広く、全国の主要な総合大学や専門性の高い大学が含まれています。
留学を検討する方にとっての意味
大学選びで最も重要なのは、自分の学びたい分野や研究内容が充実しているかどうかです。
一方で、「985」「211」という区分を知っておくことで、その大学が中国の高等教育の中でどのような位置づけにあるのかを把握しやすくなります。
- 985工程:中国トップレベルの研究大学
- 211工程:全国的に重点的に育成された主要大学
中国の大学は、ここ20〜30年で急速に発展しており、世界大学ランキングにおいても存在感を高めています。
【参考】中国現地からの説明(原文)
以下は、中国現地の大学関係者から届いた説明文です。
制度の成り立ちを、中国側の視点から知る参考として、原文のまま掲載します。
1998年5月北京大学举办了100周年建校大会,然后中国提出一个计划:要筹建具有世界一流水平的大学。
所以称为“985工程”后来,1995年11月,提出了面向21世纪,建设100所重点高校,于是就取了前三个数字,就有了“211工程”计划。
中国留学に向けた中国語準備の重要性
中国の大学、とくに重点大学を目指す場合、授業、レポート、研究発表、日常生活のすべてにおいて、中国語での高度な運用力が求められます。
近年は大学側も語学力を重視する傾向が強く、留学前の中国語準備が、合否や留学後の学習成果に大きく影響するケースも増えています。
そのため、単なる試験対策ではなく、
「実際に使える中国語力」を身につけることが重要になっています。
こうした流れの中で、近年注目されているのが CSCA試験 です。
現在の情報では、
2026年以降、中国政府奨学金を利用した大学本科(学部)出願において、CSCA試験の受験が必須となる予定とされています。
さらに、2028年からは、すべての中国大学本科志願者に対して、CSCA試験が義務化される見込みとも言われています。
今後、中国留学を検討する方にとって、CSCAは
「余裕があれば受ける試験」ではなく、
早めに意識して準備しておくべき重要事項になりつつあります。
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CSCA試験とは?中国大学進学に向けた中国語対策|東京・BC学院 オンライン対応 – BC中国語学院|東京/オンライン
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