私が北京で暮らしていた亮马桥外交公寓は、いろんな国の大使館関係の家族が住む国際色豊かな場所でした。警備やハウスクリーニングは中国の方が担当していましたが、居住者の多くは英語圏の方でした。
そんな居住者の有志が主催してくれたハロウィンイベントは、毎年ものすごい規模。中庭に50人以上の仮装した子供たちと保護者が集まり、集合写真を撮ってから公寓内を回ります。
子供たちは「お菓子がもらえる家庭一覧表」を手に、3棟×2方向=6つの棟を駆け巡る。14階くらいの棟を階段で上り下りするのだから、大人はついていくだけでへとへとでした。
子供たちの仮装も本格的でした。
女の子には、やっぱりプリンセスや魔女が人気。
男の子はマリオやマイクラのキャラクター、海賊や忍者など。
ハリー・ポッターの映画に出てくるキャラクターや、最近ではイカゲームのマスク姿の子までいて、見ているだけで楽しくなりました。
みんなそれぞれとても似合っていて、まるで中庭が小さなテーマパークになったようでした。
大人の仮装も本格的で、友達が着ていたのはパチモン遊園地のニュースで見たことあるような“目がバキバキにきまったミニーマウス”。そしてもう一人はミスターインクレディブル。普段から鍛え上げている体にぴったりフィットした赤いスーツは、映画そのままの迫力。胸板や腕の筋肉のラインが衣装をさらに際立たせていて、見ているこちらが「本物が来た!」と錯覚するほどでした。
そしてダースベイダー姿で子供を泣かせてしまった友達の旦那さん…。泣かせてしまった焦りから「怖くないよ〜」と踊った変なおじさんダンスの方が、正直よっぽど怖かったです。
飾り付けに凝る家庭もあり、エレベーターホールを暗くして電飾で雰囲気を演出する人や、お化け姿でお菓子を渡して小さな子を泣かせる人もいました。
我が家の子供たちは海外のお菓子を食べ慣れていなかったので、ドクロ型マシュマロやクモ柄クッキーは中国語の先生にプレゼントしていました。
普段は交流の少ない英語圏の方々とも自然に言葉を交わすことができる、貴重なハロウィンの夜。
異国で過ごした子供時代の特別な思い出は、きっと今も子供たちの心に残っていると思います。
ハッピーハロウィン🎃✨
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