多言語翻訳から学んだ中国語の聞き取り・文化理解の重要性
中国語学習のために北京で生活していた頃、思いがけず 映画の翻訳作業 を手伝う機会がありました。
グループチャットで届いた依頼を引き受けたのがきっかけですが、この経験が「中国語を実践的に学ぶことの大切さ」を強く意識するきっかけになりました。
翻訳した映画は、イタリア人監督による中国制作作品。
字幕には 中国語・イタリア語・アラビア語 が混在しており、中国語学習者にとっては難易度が高い内容でした。
特に苦戦したのは、
- 暗い場面で聞き取りにくい 中国語リスニング
- イタリア文化・宗教観に基づく 背景知識の不足
- 文脈を知らないと訳せない 会話のニュアンス
中国語だけ理解できても、文化背景がわからなければ正しい翻訳にはつながりません。
中国語学習では“文化理解”が上達のカギ
映画翻訳を通じて痛感したのは、
中国語は語彙や文法だけでは本当に理解できない
ということです。
例えば、
- 中国人が好む言い回し
- その表現が使われる文化的背景
- 空気の読み方・間の取り方
こうした「文化に根ざす感覚」を知ることで、中国語のリスニング力・会話力は大きく向上します。
BC学院のレッスンでも、ネイティブ講師が 文化的背景・生活習慣・実際に使われるリアルな表現 を丁寧に解説しています。
中国語をより深く理解したい方には、こうした“生きた中国語”に触れる機会が欠かせません。
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北京生活で起きた、ちょっとした異文化ハプニング
翻訳を終えると、監督がお礼にランチへ招待してくれました。
しかし、監督は英語のみ、紹介者は三か国語を操る中国人、私は中国語も英語も初心者。
異文化交流の緊張感で、料理の味がほとんど記憶に残っていないほどでした。
帰り道の滴滴(タクシーアプリ)では、予約が 乗り合いタクシー(拼车) になっていて運転手に軽く注意されるハプニングも。
北京の交通事情を体験する、まさに“生きた学び”でした。
映画翻訳から学んだこと|“使える中国語”は文化とセット
映画翻訳を通して学んだのは、中国語学習では次の3つがとても重要だということです。
① 中国語リスニング力
暗い場面・早口・ぼそぼそ話す会話など、実際の中国語は教科書通りではありません。
② 文化の背景理解
宗教観・ユーモア・生活習慣など、言語の背景を知らないと訳せない言葉が多くあります。
③ 文脈を読む力
単語の意味だけでなく、会話の意図や空気を掴むことが大切です。
これらはすべて、
ネイティブとの会話や、リアルな中国語に触れることで鍛えられる力。
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中国語豆知識
- タクシー:出租车(chūzūchē)
※「打车(dǎchē)」=タクシーに乗る(口語) - 乗り合いタクシー:拼车(pīnchē)
- 滴滴でよく聞かれる質問
你的手机号码后四位是多少?
(携帯番号の下4桁は?)
まとめ:異文化体験は“最高の中国語学習”
北京での映画翻訳体験は、
語学と文化はセットで学ぶもの
という本質を教えてくれました。
中国語を上達させたい方こそ、
文化の背景や実際の生活の中で使われるニュアンスに触れることが大切です。
BC学院では、北京在住のネイティブ講師が、実践的でリアルな中国語をしっかりサポートします。
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