週に一回の更新を心がけていましたが、ついに飛ばしてしまいました。
また今日から復活して書いていきたいと思います。
今、仕事のメインは10月18日のHSK展に向けた準備です。
ということで今回は、2023年に北京で受験した HSKK(口試) のこと。
私はHSK5級を受験済みなので、HSKKは「高級」──一番上のレベルを受けることになりました。
試験当日の様子
会場は大学の講義室。受験者は20人ほど。
座席は2〜3席おきに指定され、間隔を空けて座ります。
机の上には、一人ひとつ黒いボイスレコーダー。
画面には操作方法が表示されますが、説明はもちろんオール中国語。
試験官からもオール中国語で「このボタンが電源で、こちらが録音開始です…」と説明が続きます。
試験が始まると、まずは文章を聞いて、それを要約して話す問題。
リスニングが終わると、受験者は一斉にボイスレコーダーに向かって話し出します。
最初は全員の声が重なりますが、時間が経つにつれて次々と話し終える人が出てきて──
最後は、隣の席の人の声だけが響き渡る状態に。
「今聞こえたことをそのまま言えば点数になるんじゃない?」なんて、つい思ってしまいました。
試験が終わり、抜け殻のようになった私は滴滴(タクシー)で帰路へ。
車内で振り返ってみると……一番難しかったのは試験問題よりも、ボイスレコーダーの説明だった気がします。
結果は、合格点にあと3点届かず。
私の力及ばず、というところです。
でも、録音できていただけで、私的にはもう満点!ということにしておきます。
これからHSKKを受ける人へのアドバイス(北京での経験より)
- 声はハッキリ・大きめに
周囲の受験者も同時に話すので、声がかき消されそうになります。
多少大げさでもハッキリ・大きめに話すことで、録音にしっかり残ります。 - 沈黙せず、とにかく話す
中国人の先生から「内容は重要ではない」とアドバイスされました。
質問は「仕事で矛盾を感じたとき、どうする?」など、抽象的で即答しづらいものばかり。
内容が浅くてもいいので、口を止めずに話し続けることが高評価につながります。 - 心の準備をしておく
隣の声が大きく聞こえたり、最後に自分だけ話している状況になると、不安になります。
でも、試験官が聞くのは自分の録音データだけ。
「自分の声をしっかり残すこと」に集中すれば大丈夫です。
正直なところ、あの緊張感をもう一度味わう勇気はありません。
再挑戦はしたくないけど、ボイスレコーダーに向かって全力で独り言を言い続けたあの時間は、一生忘れられません。
もう十分にレアな経験をしたので──
「HSKKは人生で一度でお腹いっぱい!」 というのが本音です。
~お知らせ~
・BC中国語学院 東京校のホームページが完成しました!
教室の雰囲気や講師紹介など、頭から煙を出しながら考えたページです💨
よかったらぜひのぞいてみてください。
👉https://bc-chinese.jp/
・『聴く中国語』10月号に広告を掲載しています📘
学院のこと、ちょっとだけ載ってます。見つけたらぜひチェックしてみてください。
・10月18日 HSK展に参加させていただきます🎪
協賛企業として、ホームページにも掲載させていただいております。当日はブースでお待ちしています!詳細は下記をご覧ください♪
👉【2025年度】第10回HSK中国留学・就職フェア(東京) | HSK 日本で一番受けられている中国語検定


